2026/10/17
お役立ち
地中の水道管から水漏れ?修理費用の目安と負担区分・料金減額を解説
水道の検針票を見て、思わず二度見してしまった。いつもと同じように暮らしているのに、使用量が倍近くに増えている。家の中のどこを見ても水は漏れていない。そんなとき、まず疑いたいのが地中に埋まった水道管からの水漏れです。
地中の漏水は目に見えないぶん、気づいたときには何ヶ月も続いていることも珍しくありません。そして多くの方が気になるのが「修理にいくらかかるのか」「その費用は誰が払うのか」「漏れた分の水道代はどうなるのか」という3つの点でしょう。
この記事では、地中の水道管から水漏れしたときの修理費用の目安と、費用の負担区分、漏水時の水道料金の扱いについて、東京都水道局の考え方をもとに整理しました。
・水道の使用量や料金が、心当たりなく増えている
・家中の蛇口を閉めているのに、水道メーターのパイロット(小さな羽根車やコマ)が回っている
・雨が降っていないのに、庭や駐車場の一部がいつも濡れている
・地面の一部が沈んだり、土間コンクリートにひびが入ったりしている
・夜の静かな時間に、地面の下から水が流れるような音がする
いちばん確実なのは、水道メーターを使った確認です。家の中と外の蛇口をすべて閉め、トイレのタンクに水が溜まり切ったのを確かめてから、メーターのパイロットを見てみてください。少しでも回っていれば、どこかで水が漏れている可能性が高いといえます。
ただし、次のような場合は水道局の無料修繕の対象外になります。
・水道メーターの口径が50mm以上で、道路との境界から1mを超える箇所の漏水
・工事などで誰かが壊したなど、原因をつくった人が分かる破損
・特殊な掘削が必要な場合
一般的な戸建て住宅の水道メーターは口径が13mmから25mm程度のものが多いため、メーターより道路側の漏水であれば、多くの場合は水道局の修繕の対象になります。
修理を依頼する先は、東京都指定給水装置工事事業者です。給水装置の修理や作り替えは、指定を受けた業者でなければ行えないためです。
なお、修理の内容や費用は、所有者と業者との間の契約になります。水道局が修理代金について指導することはできないため、見積もりの段階で内容と金額をしっかり確かめておきましょう。見積もりそのものが有料になる業者もあるので、依頼する前に確認しておくと安心です。
一般的に、こうした減額は、地中や壁の中など、ふだんの生活では気づきにくい場所で起きた漏水を、指定の業者が修理した場合に考慮されることが多いものです。反対に、蛇口やトイレなど目で見て分かる場所の水漏れや、修理せずに放置していた漏水は、対象にならないのが一般的です。
減額の対象になるかどうかは、水道局が個別に判断します。修理が終わったら、水道局のお客さまセンターに連絡し、修理の内容を伝えて相談してみましょう。その際に、修理した業者の名前や修理した日、漏れていた箇所などを説明できるようにしておくと話が早く進みます。修理の前後の写真を業者に残してもらうのもおすすめです。
・水道メーターのパイロットが回っているかを確かめ、その様子をスマートフォンで撮っておく
・漏水の量が多い場合は、メーターのそばにある止水栓を閉めて、いったん水を止める
・メーターより道路側か建物側か分からない場合は、まず水道局のお客さまセンターに相談する
・建物側であれば、東京都指定給水装置工事事業者に調査と修理を依頼する
止水栓を閉めると家中の水が止まるので、トイレや料理に使う水をあらかじめ汲み置きしておくと安心です。止水栓が固くて回らない場合は、無理に力をかけず、業者に任せてください。
・築30年以上で、給水管を一度も交換していない
・古い亜鉛めっき鋼管など、錆びやすい鉄の管が使われている
・給水管の上を車が通る、駐車場の下に管が埋まっている
・庭木の根が、配管の近くまで伸びている
・地盤が軟らかく、地面が少しずつ沈んでいる
鉄の管は、内側から錆が進んで管が薄くなり、やがて小さな穴があきます。また、車の重みや地盤の動きで、管のつなぎ目に負担がかかることもあります。思い当たる条件がある場合は、漏水が起きる前に、給水管の点検や交換を考えておくのもひとつの方法です。
・水道メーターの確認で、漏水の有無と、おおよその量をつかむ
・漏水の場所を特定する(音を聞く機械や、ガスを使った調査など)
・漏れている箇所を掘り出して、配管を修理または交換する
・通水して漏れが止まったことを確認する
・掘った場所を埋め戻し、舗装などを元に戻す
場所の特定が難しい場合は、専門の漏水調査を行うこともあります。漏水調査の内容や依頼のタイミングについては、水道管の漏水調査とは?でまとめていますので、あわせてご覧ください。
・土の部分を掘って、配管の一部を修理する:3万円から15万円程度
・土間コンクリートやタイルを壊して修理し、元に戻す:10万円から45万円程度
・メーターから建物までの給水管を新しく引き直す:20万円から75万円程度
・漏水箇所の特定のための調査:数万円程度から
※道路状況、上下水道本管の状況、お住まいのエリアの役所の方針、その他の理由により相場は変わる可能性があります。
古い鉄の管(亜鉛めっき鋼管など)が使われている住宅では、1箇所を直しても、すぐに別の場所から漏れ出すことがあります。築年数が古く、過去にも漏水があった場合は、部分的な修理を繰り返すより、給水管をまとめて引き直したほうが結果的に安く済むこともあります。
ここで紹介した金額はあくまで目安です。実際の費用は、現地の調査を経た見積もりで確かめてください。
・東京都指定給水装置工事事業者であるかを確認する
・調査費、修理費、舗装の復旧費が、それぞれいくらなのか内訳を確認する
・部分修理と引き直しの両方の見積もりを出してもらい、比べる
・修理の箇所や内容が分かる写真を残してもらう
「今すぐ工事しないと大変なことになる」と契約を急がせる業者には注意が必要です。漏水は早めに直したいものですが、メーターの止水栓を閉めれば一時的に水を止めることもできます。落ち着いて内容を確かめてから依頼しましょう。
漏れた分の水道料金は原則として支払いが必要ですが、修理した漏水の状況によっては減額される場合もあります。使用量が急に増えたら、まずはメーターのパイロットを確認し、早めに専門の業者に相談してください。
「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
TEL: 03-6662-5540(受付: 平日10:00から18:00)
または、お問い合わせフォームからどうぞ。
地中の漏水は目に見えないぶん、気づいたときには何ヶ月も続いていることも珍しくありません。そして多くの方が気になるのが「修理にいくらかかるのか」「その費用は誰が払うのか」「漏れた分の水道代はどうなるのか」という3つの点でしょう。
この記事では、地中の水道管から水漏れしたときの修理費用の目安と、費用の負担区分、漏水時の水道料金の扱いについて、東京都水道局の考え方をもとに整理しました。
地中で水漏れしているかもしれないサイン
地中の漏水は、次のようなサインで気づくことが多いです。・水道の使用量や料金が、心当たりなく増えている
・家中の蛇口を閉めているのに、水道メーターのパイロット(小さな羽根車やコマ)が回っている
・雨が降っていないのに、庭や駐車場の一部がいつも濡れている
・地面の一部が沈んだり、土間コンクリートにひびが入ったりしている
・夜の静かな時間に、地面の下から水が流れるような音がする
いちばん確実なのは、水道メーターを使った確認です。家の中と外の蛇口をすべて閉め、トイレのタンクに水が溜まり切ったのを確かめてから、メーターのパイロットを見てみてください。少しでも回っていれば、どこかで水が漏れている可能性が高いといえます。
費用の負担区分は「水道メーター」が境目
地中で漏水が見つかったとき、修理の費用を誰が負担するかは、漏れている場所が水道メーターより道路側か、建物側かで変わります。メーターより道路側:水道局が修繕
道路の下の水道管(配水管)から分かれて、敷地の水道メーターまでの区間で漏水している場合は、一定の条件を満たしていれば、東京都水道局が無料で修繕を行います。このような場合は、東京都水道局のお客さまセンターに連絡しましょう。ただし、次のような場合は水道局の無料修繕の対象外になります。
・水道メーターの口径が50mm以上で、道路との境界から1mを超える箇所の漏水
・工事などで誰かが壊したなど、原因をつくった人が分かる破損
・特殊な掘削が必要な場合
一般的な戸建て住宅の水道メーターは口径が13mmから25mm程度のものが多いため、メーターより道路側の漏水であれば、多くの場合は水道局の修繕の対象になります。
メーターより建物側:所有者が負担
水道メーターから建物までの給水管や、建物の中の配管は、お客さまの財産という扱いです。このため、この区間で漏水した場合は、所有者が自分で修理を手配し、費用も負担します。修理を依頼する先は、東京都指定給水装置工事事業者です。給水装置の修理や作り替えは、指定を受けた業者でなければ行えないためです。
なお、修理の内容や費用は、所有者と業者との間の契約になります。水道局が修理代金について指導することはできないため、見積もりの段階で内容と金額をしっかり確かめておきましょう。見積もりそのものが有料になる業者もあるので、依頼する前に確認しておくと安心です。
漏れた分の水道料金はどうなる?
原則として支払いが必要
漏水があったとしても、水道メーターを通った水は、原則として料金の対象になります。メーターより建物側の設備は所有者の財産であり、所有者の責任で管理するもの、という考え方があるためです。状況によっては減額されることもある
一方で、東京都水道局では、修理された漏水の箇所や状況によっては、料金を減額できる場合があるとしています。一般的に、こうした減額は、地中や壁の中など、ふだんの生活では気づきにくい場所で起きた漏水を、指定の業者が修理した場合に考慮されることが多いものです。反対に、蛇口やトイレなど目で見て分かる場所の水漏れや、修理せずに放置していた漏水は、対象にならないのが一般的です。
減額の対象になるかどうかは、水道局が個別に判断します。修理が終わったら、水道局のお客さまセンターに連絡し、修理の内容を伝えて相談してみましょう。その際に、修理した業者の名前や修理した日、漏れていた箇所などを説明できるようにしておくと話が早く進みます。修理の前後の写真を業者に残してもらうのもおすすめです。
下水道料金への影響
23区では、下水道料金は原則として水道の使用量をもとに計算されます。そのため、漏水で水道の使用量が増えると、下水道料金もあわせて上がることになります。減額について相談するときは、下水道料金の扱いもあわせて確認しておきましょう。いずれにしても、早めに修理することが何よりの対策です。漏水に気づいたら、まずやること
地中の漏水が疑われるときは、慌てずに次の順番で動きましょう。・水道メーターのパイロットが回っているかを確かめ、その様子をスマートフォンで撮っておく
・漏水の量が多い場合は、メーターのそばにある止水栓を閉めて、いったん水を止める
・メーターより道路側か建物側か分からない場合は、まず水道局のお客さまセンターに相談する
・建物側であれば、東京都指定給水装置工事事業者に調査と修理を依頼する
止水栓を閉めると家中の水が止まるので、トイレや料理に使う水をあらかじめ汲み置きしておくと安心です。止水栓が固くて回らない場合は、無理に力をかけず、業者に任せてください。
地中の漏水が起きやすい家の特徴
地中の漏水は、どんな家でも起こりうるものですが、特に次のような条件が重なると起きやすくなります。・築30年以上で、給水管を一度も交換していない
・古い亜鉛めっき鋼管など、錆びやすい鉄の管が使われている
・給水管の上を車が通る、駐車場の下に管が埋まっている
・庭木の根が、配管の近くまで伸びている
・地盤が軟らかく、地面が少しずつ沈んでいる
鉄の管は、内側から錆が進んで管が薄くなり、やがて小さな穴があきます。また、車の重みや地盤の動きで、管のつなぎ目に負担がかかることもあります。思い当たる条件がある場合は、漏水が起きる前に、給水管の点検や交換を考えておくのもひとつの方法です。
地中の水漏れ修理の流れ
建物側で漏水している場合、修理はおおむね次の流れで進みます。・水道メーターの確認で、漏水の有無と、おおよその量をつかむ
・漏水の場所を特定する(音を聞く機械や、ガスを使った調査など)
・漏れている箇所を掘り出して、配管を修理または交換する
・通水して漏れが止まったことを確認する
・掘った場所を埋め戻し、舗装などを元に戻す
場所の特定が難しい場合は、専門の漏水調査を行うこともあります。漏水調査の内容や依頼のタイミングについては、水道管の漏水調査とは?でまとめていますので、あわせてご覧ください。
修理費用の目安
建物側の地中の漏水修理にかかる費用は、漏れている場所の深さや、上に何があるか、配管をどこまで交換するかによって大きく変わります。一般的な目安は次のとおりです。・土の部分を掘って、配管の一部を修理する:3万円から15万円程度
・土間コンクリートやタイルを壊して修理し、元に戻す:10万円から45万円程度
・メーターから建物までの給水管を新しく引き直す:20万円から75万円程度
・漏水箇所の特定のための調査:数万円程度から
※道路状況、上下水道本管の状況、お住まいのエリアの役所の方針、その他の理由により相場は変わる可能性があります。
古い鉄の管(亜鉛めっき鋼管など)が使われている住宅では、1箇所を直しても、すぐに別の場所から漏れ出すことがあります。築年数が古く、過去にも漏水があった場合は、部分的な修理を繰り返すより、給水管をまとめて引き直したほうが結果的に安く済むこともあります。
ここで紹介した金額はあくまで目安です。実際の費用は、現地の調査を経た見積もりで確かめてください。
修理を依頼するときの注意点
地中の漏水修理を依頼するときは、次の点に気をつけましょう。・東京都指定給水装置工事事業者であるかを確認する
・調査費、修理費、舗装の復旧費が、それぞれいくらなのか内訳を確認する
・部分修理と引き直しの両方の見積もりを出してもらい、比べる
・修理の箇所や内容が分かる写真を残してもらう
「今すぐ工事しないと大変なことになる」と契約を急がせる業者には注意が必要です。漏水は早めに直したいものですが、メーターの止水栓を閉めれば一時的に水を止めることもできます。落ち着いて内容を確かめてから依頼しましょう。
よくある質問
Q. 賃貸住宅で地中の漏水が見つかったら?
賃貸住宅の場合、給水管は建物の所有者の設備です。ご自身で業者を手配する前に、まずは大家さんや管理会社に連絡してください。修理の手配や費用の負担は、所有者の側で対応するのが一般的です。Q. 漏水の修理と一緒に、給水管の口径を大きくできる?
給水管を引き直すタイミングで、口径を変えることもできます。ただし、メーターの口径変更や水道局への申し込みが必要になる場合があるため、目的と予算に合わせて業者と相談しながら決めましょう。まとめ
地中の水道管からの水漏れは、漏れている場所が水道メーターより道路側なら、一定の条件のもとで東京都水道局が無料で修繕します。メーターより建物側なら、所有者が東京都指定給水装置工事事業者に修理を依頼し、費用を負担します。漏れた分の水道料金は原則として支払いが必要ですが、修理した漏水の状況によっては減額される場合もあります。使用量が急に増えたら、まずはメーターのパイロットを確認し、早めに専門の業者に相談してください。
ヒトナスへのご相談について
株式会社ヒトナスでは、給排水衛生設備の設計から給水管取出工事・下水道承認工事・屋内配管工事・各種届出申請まで、ワンストップで対応しております。葛飾区亀有を拠点に、東京23区内の工事を幅広く承っています。「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
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