株式会社ヒトナス

2026/06/20 お役立ち

水道管の漏水調査とは?依頼のタイミングと費用の目安

「水道を使っていないのにメーターが動く」その正体は?

「なんか最近、水道代が高い気がする」「夜中に誰も使っていないのに水音がする」。こういった変化に気づいたとき、真っ先に疲うべきは漏水です。

水道管の漏水は、目に見える場所だけで起きるとは限りません。地中に埋まった引き込み管、壁の中を通る屋内配管、床下に隠れた配管など、普段は目が届かない箇所でじわじわと水が漏れ続けているケースが少なくないのです。

自分で確認できる簡単な方法があります。水をまったく使っていない状態で、水道メーターのパイロット(小さな羽のような部分)が回っていないか確認してみてください。回っているなら、どこかで漏水が起きている可能性が高いです。

漏水調査とは何をするのか

漏水調査は、「どこで水が漏れているかを特定する」ための専門的な作業です。専門業者が機材を使いながら、漏水箇所を絞り込んでいきます。

代表的な調査手法は以下のとおりです:

音聴法(おんちょうほう)

漏水箇所からは水が地中を押し流れる際に特有の音が発生します。音聴棒や路面音聴機を使い、地面に当てて音の変化を聞き分けながら漏水箇所を探していく方法です。比較的費用が安く、屋外配管の調査によく使われます。費用の目安は8,000から25,000円程度。

漏水探知機を使った調査

配管ルートがわかっている場合に、専用の探知機を使って漏水を検知する方法です。音聴法より精度が高い調査が可能で、費用は12,000から15,000円程度が目安です。

トレーサーガスを使った調査

配管内に水素と窒素の混合ガスを充填し、地表に漏れ出てきたガスを専用機器で検知する方法です。深い場所や複雑な配管経路でも精度高く特定できます。費用は20,000から30,000円程度が目安です。

依頼すべきタイミング

「大げさだろうか」と思って先延ばしにしがちですが、漏水は放置すればするほど被害が広がります。以下のサインがあれば、早めに漏水調査を依頼してください。

・水道料金が先月より突然上がった(使い方は変わっていないのに)
・水を使っていない時間帯に水道メーターのパイロットが回っている
・庭や敷地の一部だけがいつも湿っている
・壁や床に染みが出てきた
・水の音がするが、蛇口などに異常は見当たらない
・水の出や水圧が急に変わった


このうちひとつでも当てはまる場合は、調査を検討するタイミングです。

漏水調査の費用と修理費用の目安

漏水調査自体の費用は調査手法によって変わります。簡易的な音聴調査は8,000から15,000円程度、より専門的な探知調査は15,000から30,000円程度が一般的な目安です。

調査後に修理が必要な場合は、修理費用が別途かかります。修理費用は漏水箇所によって大きく変わります:

・蛇口やパッキンの交換など軽微な修理:1万から5万円程度
・屋内の配管補修:3万から15万円程度
・地中の引き込み管の補修・交換:20万から50万円以上になることも


地中配管の漏水は、掘削作業が伴うため費用が高くなりやすいです。早期発見・早期対応が、結果的に修理費用を抑えることにもつながります。

漏水が発覚した場合の水道料金減額制度

漏水によって水道料金が高騰した場合、修理後に申請することで料金の一部が減額される制度があります。東京都水道局では、メーターより建物側の配管で漏水が発生した場合に、修理実績をもとに審査のうえ減額されるケースがあります。

対象になる条件の目安:

・発見が難しい地中・床下・壁中などで起きた漏水であること
・故意でなく、漏水していると気づいた後すみやかに修理をしたこと
・修理が完了していること(申請前に工事が終わっている必要がある)


申請には修理完了の証明(領収書・工事明細など)が必要です。「知っていたのに放置した」場合は対象外となりますので、漏水に気づいたら早めに対応することが重要です。

漏水調査を依頼できる業者の選び方

漏水調査は誰でもできる作業ではなく、専門機材と知識を持った業者への依頼が基本です。業者を選ぶ際は以下を確認してください。

・東京都指定給水装置工事事業者の資格があるか(修理工事を伴う場合に必要)
・調査と修理をまとめて依頼できるか
・見積もりを出してから着工してくれるか
・料金体系が明示されているか(「調査費無料」の裏に高額修理費が隠れていないか)


「調査だけしてくれる業者」に依頼して漏水箇所がわかった後、修理は別の業者に頼む、というやり方もありますが、引き渡し時にトラブルになることがあります。調査から修理までワンストップで対応できる業者に依頼するほうがスムーズです。

まとめ

水道管の漏水調査は、水道メーターのパイロット確認で最初の手がかりを掴めます。専門業者の調査費は8,000から30,000円程度で、発見が難しい地中配管には探知機やガス調査が使われます。漏水による料金高騰は修理後に減額申請が可能なケースもあります。

「もしかして漏れている?」と思ったら、早めに調査を依頼することが、被害の拡大を防ぐ一番の対策です。

ヒトナスへのご相談について

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