2026/08/13
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配管の切り回し工事とは?意味・費用・工事の流れを解説
工事の見積書や工程表を見ていると、「配管切り回し工事」という聞き慣れない言葉が出てくることがあります。「切り回しって何?」「これって追加で必要な工事なの?」と、疑問に思う方は多いはずです。
このページでは、配管の切り回し工事について、そもそもどんな意味を持つ言葉なのか、どんな場面で必要になるのか、費用や工事の流れがどうなっているのかをまとめました。申請手続きの細かい話よりも、まずは切り回し工事そのものを理解したいという方に向けた内容です。
現場でよく使われる言葉なのに、意外と正確な意味を説明した情報は少ないものです。まずは基本のところから押さえていきましょう。
切り回し工事とは、既存の配管をいったん切り離し、別のルートへつなぎ直す工事のことです。要は、配管の通り道を「引っ越しさせる」工事だと考えると分かりやすいはずです。
水道管や下水管は、地中や建物内の決まったルートを通っています。ところが、建て替えや増築、外構工事などで敷地の使い方が変わると、これまでのルートのままでは支障が出ることがあります。そんなとき、既存の配管を活かしながら通り道だけを変える工事が「切り回し」です。
似た言葉に「移設工事」がありますが、切り回しは主に工事期間中の一時的な迂回や、部分的なルート変更を指すことが多く、移設はもっと恒久的な位置変更を指すことが多いという違いがあります。とはいえ、現場では両方の意味で使われることもあり、厳密に線引きされているわけではありません。
対象となる配管は給水管だけではありません。下水道につながる排水管、雨水を流す雨水管、ガス管など、地中を通る配管であればどれも切り回しの対象になり得ます。ヒトナスが扱うのは主に給水管・排水管の切り回しですが、現場によっては他業種の配管と近接しているため、それぞれの位置関係を確認しながら工事を進める必要があります。
・建て替えで建物の位置が変わり、既存の配管ルート上に新しい建物が建つ場合
・増築やカーポートの設置で、配管の真上に構造物を作ることになった場合
・外構工事で駐車場やアプローチの位置を変えたい場合
・道路工事や隣地の工事の影響で、一時的に配管を避けなければならない場合
・古い配管が敷地の使い勝手を悪くしていて、ついでにルートを整理したい場合
「せっかく新しい家を建てるのに、なぜ配管の位置まで気にしないといけないの?」と思うかもしれません。でも、配管のルートを確認しないまま設計を進めてしまうと、着工直前になって「この位置には建物を建てられない」と分かり、慌てて追加工事が発生することもあります。だからこそ、設計の早い段階で配管の位置を把握しておくことが大切です。
特にリフォームや二世帯住宅への建て替えでは、水回りの位置を大きく変える設計になりがちです。キッチンや浴室の場所を移動すると、それにつながる配管も一緒に動かす必要が出てくるため、設計段階から給排水設備の担当者を巻き込んでおくと、後戻りの少ない計画が立てられます。
費用の差が出やすいポイントは次のとおりです。
・配管の距離(切り回す距離が長いほど材料費・施工費が増える)
・掘削の深さ・範囲(深い位置の配管ほど掘削作業が大がかりになる)
・地中埋設物の有無(ガス管や電気配線など他の埋設物が近いと慎重な作業が必要)
・舗装の復旧範囲(コンクリートやタイルなど、仕上げ材によって復旧費用が変わる)
・老朽化の程度(配管自体の交換が必要な場合は、その分の費用が加わる)
正確な金額は、現地を見てもらわないと分かりません。見積もりを取る際は、配管のどの範囲を切り回すのか、掘削した後の舗装復旧まで含まれているのかを確認しておくと、後から想定外の追加費用が出にくくなります。
新築工事や外構工事とあわせて依頼する場合は、単独で切り回し工事だけを頼むよりも、全体の工程に組み込んで進めたほうが効率的なこともあります。工務店やハウスメーカーと連携して動ける業者であれば、その分の調整もスムーズです。
現況調査から設計、実際の施工まで含めると、依頼から完了まで数週間程度を見ておくと安心です。特に建て替えのスケジュールに組み込む場合は、他の工程との兼ね合いもあるため、早めに業者へ相談しておくと段取りがつけやすくなります。着工日が決まってから慌てて依頼すると、設計変更に対応しきれないこともあるため注意が必要です。
また、断水や排水の使用制限が発生するタイミングがある場合は、生活への影響も考えて工程を組む必要があります。特に飲食店や工場など、水を使う業務がある建物の場合は、営業時間を避けた工事日程の調整が欠かせません。
設計士や工務店から「配管の切り回しが必要かもしれません」と言われたら、できるだけ早い段階で給排水設備の専門業者に現況を見てもらうことをおすすめします。設計が固まってからでは、配管の都合で間取りを変更せざるを得なくなることもあるからです。
建設会社や工務店の担当者の方であれば、施主への説明資料として「なぜ切り回しが必要なのか」「費用がどれくらいかかりそうか」を早い段階でまとめておくと、後々の合意形成がスムーズになります。専門業者に現地調査を依頼し、図面ベースで説明できる資料を用意しておくと安心です。
設計の早い段階で配管の位置を把握しておくことで、着工直前になって慌てるリスクを減らせます。気になる方は、早めに専門業者へ相談してみてください。
「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
TEL: 03-6662-5540(受付: 平日10:00から18:00)
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このページでは、配管の切り回し工事について、そもそもどんな意味を持つ言葉なのか、どんな場面で必要になるのか、費用や工事の流れがどうなっているのかをまとめました。申請手続きの細かい話よりも、まずは切り回し工事そのものを理解したいという方に向けた内容です。
現場でよく使われる言葉なのに、意外と正確な意味を説明した情報は少ないものです。まずは基本のところから押さえていきましょう。
切り回し工事とはどういう意味か
切り回し工事とは、既存の配管をいったん切り離し、別のルートへつなぎ直す工事のことです。要は、配管の通り道を「引っ越しさせる」工事だと考えると分かりやすいはずです。
水道管や下水管は、地中や建物内の決まったルートを通っています。ところが、建て替えや増築、外構工事などで敷地の使い方が変わると、これまでのルートのままでは支障が出ることがあります。そんなとき、既存の配管を活かしながら通り道だけを変える工事が「切り回し」です。
似た言葉に「移設工事」がありますが、切り回しは主に工事期間中の一時的な迂回や、部分的なルート変更を指すことが多く、移設はもっと恒久的な位置変更を指すことが多いという違いがあります。とはいえ、現場では両方の意味で使われることもあり、厳密に線引きされているわけではありません。
対象となる配管は給水管だけではありません。下水道につながる排水管、雨水を流す雨水管、ガス管など、地中を通る配管であればどれも切り回しの対象になり得ます。ヒトナスが扱うのは主に給水管・排水管の切り回しですが、現場によっては他業種の配管と近接しているため、それぞれの位置関係を確認しながら工事を進める必要があります。
どんな場面で切り回し工事が必要になるのか
切り回し工事が必要になる場面は、思っている以上に幅広くあります。・建て替えで建物の位置が変わり、既存の配管ルート上に新しい建物が建つ場合
・増築やカーポートの設置で、配管の真上に構造物を作ることになった場合
・外構工事で駐車場やアプローチの位置を変えたい場合
・道路工事や隣地の工事の影響で、一時的に配管を避けなければならない場合
・古い配管が敷地の使い勝手を悪くしていて、ついでにルートを整理したい場合
「せっかく新しい家を建てるのに、なぜ配管の位置まで気にしないといけないの?」と思うかもしれません。でも、配管のルートを確認しないまま設計を進めてしまうと、着工直前になって「この位置には建物を建てられない」と分かり、慌てて追加工事が発生することもあります。だからこそ、設計の早い段階で配管の位置を把握しておくことが大切です。
特にリフォームや二世帯住宅への建て替えでは、水回りの位置を大きく変える設計になりがちです。キッチンや浴室の場所を移動すると、それにつながる配管も一緒に動かす必要が出てくるため、設計段階から給排水設備の担当者を巻き込んでおくと、後戻りの少ない計画が立てられます。
切り回し工事の流れ
切り回し工事は、おおまかに次のような順番で進みます。1. 現況調査
既存の配管がどこを通っているか、図面と現地を照らし合わせて確認します。図面が残っていない、あるいは現況と食い違っているケースも珍しくないため、実際に試掘して確認することもあります。2. ルートの検討・設計
新しい建物や外構の計画と照らし合わせながら、配管をどこに通し直すか検討します。勾配や既存設備との取り合いも考慮しながらルートを決めていきます。3. 新ルートへの配管敷設
決まったルートに沿って、新しい配管を敷設します。既存の配管を活かせる部分は再利用し、劣化が進んでいる部分は合わせて交換することもあります。4. 切り替え・通水確認
新しい配管への切り替えを行い、通水や排水に問題がないか確認します。切り替えのタイミングによっては、短時間の断水が発生することもあるため、事前に生活への影響を確認しておくと安心です。5. 旧配管の撤去・埋め戻し
使わなくなった既存の配管を撤去し、掘削した箇所を埋め戻して工事完了となります。撤去せずそのまま残す場合もあり、これは現場条件によって判断が分かれます。
切り回し工事の費用の目安
切り回し工事の費用は、配管の種類(給水管か排水管か)、切り回す距離、掘削範囲、地中の状況によって大きく変わります。小規模な切り回しであれば数万円程度から、配管の距離が長い場合や、大がかりな掘削を伴う場合は数十万円規模になることもあります。費用の差が出やすいポイントは次のとおりです。
・配管の距離(切り回す距離が長いほど材料費・施工費が増える)
・掘削の深さ・範囲(深い位置の配管ほど掘削作業が大がかりになる)
・地中埋設物の有無(ガス管や電気配線など他の埋設物が近いと慎重な作業が必要)
・舗装の復旧範囲(コンクリートやタイルなど、仕上げ材によって復旧費用が変わる)
・老朽化の程度(配管自体の交換が必要な場合は、その分の費用が加わる)
正確な金額は、現地を見てもらわないと分かりません。見積もりを取る際は、配管のどの範囲を切り回すのか、掘削した後の舗装復旧まで含まれているのかを確認しておくと、後から想定外の追加費用が出にくくなります。
新築工事や外構工事とあわせて依頼する場合は、単独で切り回し工事だけを頼むよりも、全体の工程に組み込んで進めたほうが効率的なこともあります。工務店やハウスメーカーと連携して動ける業者であれば、その分の調整もスムーズです。
切り回し工事にかかる期間
工事にかかる期間は、切り回す配管の距離や本数によって変わりますが、小規模なものであれば1日から数日程度、大がかりな切り回しになると1週間以上かかることもあります。現況調査から設計、実際の施工まで含めると、依頼から完了まで数週間程度を見ておくと安心です。特に建て替えのスケジュールに組み込む場合は、他の工程との兼ね合いもあるため、早めに業者へ相談しておくと段取りがつけやすくなります。着工日が決まってから慌てて依頼すると、設計変更に対応しきれないこともあるため注意が必要です。
切り回し工事で気をつけたいポイント
切り回し工事は、既存の配管を活かす工事だからこそ、事前の現況調査がとても重要です。図面上は分かりやすく見えても、実際に掘ってみたら想定と違う位置に配管があった、ということも珍しくありません。また、断水や排水の使用制限が発生するタイミングがある場合は、生活への影響も考えて工程を組む必要があります。特に飲食店や工場など、水を使う業務がある建物の場合は、営業時間を避けた工事日程の調整が欠かせません。
設計士や工務店から「配管の切り回しが必要かもしれません」と言われたら、できるだけ早い段階で給排水設備の専門業者に現況を見てもらうことをおすすめします。設計が固まってからでは、配管の都合で間取りを変更せざるを得なくなることもあるからです。
建設会社や工務店の担当者の方であれば、施主への説明資料として「なぜ切り回しが必要なのか」「費用がどれくらいかかりそうか」を早い段階でまとめておくと、後々の合意形成がスムーズになります。専門業者に現地調査を依頼し、図面ベースで説明できる資料を用意しておくと安心です。
よくある質問
切り回し工事の間、水は使えますか?
切り替えの瞬間だけ短時間の断水が発生することが一般的です。工事全体を通してずっと水が使えなくなるわけではありませんが、事前に業者へ影響時間を確認しておくと安心です。切り回しと移設、どちらの言葉を使えばいいですか?
現場ではどちらの言葉も似た意味で使われることが多く、厳密に使い分けなくても業者には通じます。気になる場合は「配管の位置を変えたい」と伝えるだけでも十分です。切り回し工事だけを単独で依頼できますか?
新築やリフォーム工事の一部として依頼するケースが多いですが、外構工事や駐車場の増設だけを理由とした切り回しも可能です。既存の建物を残したまま配管だけ動かしたい、という単独の相談も受け付けています。まとめ
配管の切り回し工事は、建て替えや増築、外構工事などで配管のルートが支障になるときに行う、既存の配管を活かしたまま通り道を変える工事です。費用は距離や掘削範囲によって幅があり、正確な金額を知るには現地調査が欠かせません。設計の早い段階で配管の位置を把握しておくことで、着工直前になって慌てるリスクを減らせます。気になる方は、早めに専門業者へ相談してみてください。
ヒトナスへのご相談について
株式会社ヒトナスでは、給排水衛生設備の設計から給水管取出工事・下水道承認工事・屋内配管工事・各種届出申請まで、ワンストップで対応しております。葛飾区亀有を拠点に、東京23区内の工事を幅広く承っています。「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
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