2026/10/05
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江戸川区で下水道承認工事をするには?申請の流れと費用相場・水害への備え
江戸川区は、東を江戸川、西を荒川と中川に挟まれ、南は東京湾に面した区です。区の広い範囲が、満潮時の海面より土地が低い、いわゆる海抜ゼロメートル地帯にあたります。
「水害に弱い土地だと聞くけれど、家の排水は大丈夫なのか」「建て替えで下水の工事が必要と言われたが、何から手をつければいいのか」。江戸川区で家づくりを進める方からは、こうした声をよく耳にします。
この記事では、江戸川区で下水道承認工事を進めるときの申請の流れと費用相場に加えて、低い土地だからこそ気をつけたい排水の考え方をまとめました。工事の内容は土地ごとに違いますので、ここでの話は計画を立てるときの下地として役立ててください。
下水道承認工事は、この排水設備を新しくつくったり、作り替えたりする工事のことです。水道の引き込み工事が「水を入れる」側の工事だとすれば、こちらは「水を出す」側の工事、と考えると分かりやすいでしょう。
江戸川区では、新築や建て替えのほか、次のような場面で必要になります。
・二世帯住宅に建て替えて、キッチンや浴室が2つになる
・1階の店舗部分を住居に変える
・古い排水管の詰まりや破損を機に配管を作り直す
・敷地を分けて複数の住宅を建てる
また、23区で排水設備の新設や改造を行えるのは、東京都下水道局の指定を受けた「東京都指定排水設備工事事業者」に限られます。指定事業者でない業者が工事をすると、届出が受け付けられないばかりか、やり直しになることもあります。
ヒトナスは東京都指定排水設備工事事業者であり、あわせて東京都指定給水装置工事事業者の指定も受けています。上水と下水の工事をまとめてご相談いただけるのが強みです。
ふだんはこの仕組みで問題なく流れますが、短い時間に強い雨が降ると、下水道管の中の水位が一時的に上がることがあります。すると、道路より低い位置にある排水口や、1階の床下にある排水口から、水があふれてくるおそれがあるのです。
対策としては、次のような方法が考えられます。
・道路より低い位置の排水口には逆流を防ぐ弁を付ける
・半地下やビルトインガレージの排水はポンプでくみ上げて流す
・建物の床の高さを上げ、排水口そのものの位置を高くする
どの方法が合うかは、建物の形と土地の高さによって変わります。設計の段階で、建築側と排水側の担当者が一緒に話し合っておくのが理想です。
あわせて、家の外にある桝の蓋がしっかり閉まっているかも見ておきたいところ。大雨のときに蓋がずれていると、庭の泥水が桝に流れ込んだり、逆に桝から水があふれたりする原因になります。工事のときに、蓋の状態や高さもあわせて整えておくと安心です。
軟らかい地盤に排水管を埋めると、年月とともに管がわずかに沈み、勾配が狂ってしまうことがあります。勾配が狂うと汚れが溜まり、詰まりやにおいの原因に。建物は杭で支えていても、周りの地面だけが下がって、建物と配管のつなぎ目に負担がかかるケースもあります。
このため、地盤の状態によっては、管の下の砂や砕石をしっかり締め固めたり、建物から出る部分に動きを吸収できる継手を使ったりといった工夫が必要です。こうした点は図面だけでは分かりにくいため、現地を見て判断できる業者に任せると安心です。
私道の排水管を使う場合は、所有者や共同で使っている方々との調整が必要になることがあります。工事の日程にも関わるので、現地調査の段階で確認しておきましょう。
こうした場合は、配管のルートを見直したり、公共桝の位置変更を申請したりして調整します。建物の計画が固まる前に一度ご相談いただければ、無理のない形にまとめやすくなります。
分けた土地を別々の方が所有する場合、他人の敷地を通る配管は後々のトラブルにつながりがちです。将来の売買まで考えて、できるだけ各区画で完結する形にしておくのが無難でしょう。
・現地調査で既存の配管、桝、公共桝の位置と深さを確認
・排水設備の計画を立て、図面を作成
・工事着手の7日前までに、東京都下水道局へ計画を届け出る
・道路を掘る必要があれば、道路管理者に許可を申請
・排水管と桝を施工
・完了の届出を行い、屋外部分の検査を受ける
公共桝を新しく設けたり、位置を変えたりする場合には、下水道事務所への別の申請が必要です。建物の配置が変わる建て替えでは、ここが論点になりやすいので早めに確認しておきます。
期間の目安は、現地調査から届出まで2週間から1ヶ月程度、施工そのものは数日から1週間程度です。ただ、道路の掘削許可が必要な場合は、さらに日数がかかります。
ただし江戸川区の場合、次のような事情で費用が上がることがあります。
・逆流を防ぐ弁やポンプなど、低地向けの設備を追加する
・軟らかい地盤に合わせて、管の下の基礎をしっかりつくる
・地下水位が高く、掘った穴に水が出て排水の手間がかかる
・公共桝の新設や移動が必要になる
見積もりを比べるときは、図面の作成や申請の代行が含まれているか、舗装の復旧範囲はどこまでか、といった内訳を確認してください。金額の安さだけで選ぶと、後から追加費用が出てくることもあります。
ここで紹介した金額は一般的な目安で、実際の費用は現地の状況によって変わります。正確な金額は、現地調査のうえでの見積もりで判断しましょう。
一方で、海抜ゼロメートル地帯という土地柄、大雨のときの逆流や軟らかい地盤への配慮は、他のエリア以上に大切になります。建物の設計と排水の計画を同時に進めることで、安心して長く暮らせる住まいにつながります。
「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
TEL: 03-6662-5540(受付: 平日10:00から18:00)
または、お問い合わせフォームからどうぞ。
「水害に弱い土地だと聞くけれど、家の排水は大丈夫なのか」「建て替えで下水の工事が必要と言われたが、何から手をつければいいのか」。江戸川区で家づくりを進める方からは、こうした声をよく耳にします。
この記事では、江戸川区で下水道承認工事を進めるときの申請の流れと費用相場に加えて、低い土地だからこそ気をつけたい排水の考え方をまとめました。工事の内容は土地ごとに違いますので、ここでの話は計画を立てるときの下地として役立ててください。
下水道承認工事は「使った水の出口」をつくる工事
家の中で使った水は、排水管を通って敷地内の桝に集まり、最後に敷地の境界近くにある公共桝から、道路の下の下水道本管へ流れていきます。このうち、建物から公共桝の手前までの配管や桝をまとめて排水設備と呼びます。下水道承認工事は、この排水設備を新しくつくったり、作り替えたりする工事のことです。水道の引き込み工事が「水を入れる」側の工事だとすれば、こちらは「水を出す」側の工事、と考えると分かりやすいでしょう。
江戸川区では、新築や建て替えのほか、次のような場面で必要になります。
・二世帯住宅に建て替えて、キッチンや浴室が2つになる
・1階の店舗部分を住居に変える
・古い排水管の詰まりや破損を機に配管を作り直す
・敷地を分けて複数の住宅を建てる
手続きの窓口と施工できる業者
江戸川区を含む23区の公共下水道は、東京都下水道局が管理しています。排水設備の手続きは、区役所ではなく東京都下水道局の下水道事務所が担当です。また、23区で排水設備の新設や改造を行えるのは、東京都下水道局の指定を受けた「東京都指定排水設備工事事業者」に限られます。指定事業者でない業者が工事をすると、届出が受け付けられないばかりか、やり直しになることもあります。
ヒトナスは東京都指定排水設備工事事業者であり、あわせて東京都指定給水装置工事事業者の指定も受けています。上水と下水の工事をまとめてご相談いただけるのが強みです。
海抜ゼロメートル地帯で考えたい排水のポイント
下水道の水位が上がったときの逆流
江戸川区のような低い土地では、雨水や下水を自然の流れだけで川に流すことができません。そのため、ポンプ所で水をくみ上げて川へ送る仕組みが整えられています。ふだんはこの仕組みで問題なく流れますが、短い時間に強い雨が降ると、下水道管の中の水位が一時的に上がることがあります。すると、道路より低い位置にある排水口や、1階の床下にある排水口から、水があふれてくるおそれがあるのです。
対策としては、次のような方法が考えられます。
・道路より低い位置の排水口には逆流を防ぐ弁を付ける
・半地下やビルトインガレージの排水はポンプでくみ上げて流す
・建物の床の高さを上げ、排水口そのものの位置を高くする
どの方法が合うかは、建物の形と土地の高さによって変わります。設計の段階で、建築側と排水側の担当者が一緒に話し合っておくのが理想です。
あわせて、家の外にある桝の蓋がしっかり閉まっているかも見ておきたいところ。大雨のときに蓋がずれていると、庭の泥水が桝に流れ込んだり、逆に桝から水があふれたりする原因になります。工事のときに、蓋の状態や高さもあわせて整えておくと安心です。
地盤沈下と軟らかい地盤への配慮
江戸川区を含む東京の東部では、かつて地下水を大量にくみ上げたことで地盤沈下が進みました。現在は地下水のくみ上げが規制され、沈下はほぼ落ち着いていますが、地盤そのものが軟らかい場所は今も多く残っています。軟らかい地盤に排水管を埋めると、年月とともに管がわずかに沈み、勾配が狂ってしまうことがあります。勾配が狂うと汚れが溜まり、詰まりやにおいの原因に。建物は杭で支えていても、周りの地面だけが下がって、建物と配管のつなぎ目に負担がかかるケースもあります。
このため、地盤の状態によっては、管の下の砂や砕石をしっかり締め固めたり、建物から出る部分に動きを吸収できる継手を使ったりといった工夫が必要です。こうした点は図面だけでは分かりにくいため、現地を見て判断できる業者に任せると安心です。
区画整理エリアと古くからの住宅地
葛西や西葛西のように区画整理で道路が整えられたエリアでは、比較的新しい下水道管が通っていることが多く、公共桝の位置も分かりやすい傾向があります。一方、昔からの住宅地では、私道の下を共用の排水管が通っていることも。私道の排水管を使う場合は、所有者や共同で使っている方々との調整が必要になることがあります。工事の日程にも関わるので、現地調査の段階で確認しておきましょう。
江戸川区でよくあるご相談のパターン
実際のご相談を振り返ると、江戸川区ではいくつか似た傾向があります。代表的なものを3つ紹介します。建て替えで床を高くしたら公共桝との高さが合わない
水害への備えとして、建て替えを機に1階の床や基礎を高くする方が増えています。床が上がること自体は排水にとって有利なのですが、建物の配置が変わって配管のルートが長くなると、今度は公共桝の位置や深さが合わないことがあります。こうした場合は、配管のルートを見直したり、公共桝の位置変更を申請したりして調整します。建物の計画が固まる前に一度ご相談いただければ、無理のない形にまとめやすくなります。
敷地を分けたら排水の出口が1つしかない
広めの土地を2区画以上に分けて分譲する場合、もともとの公共桝が1つしかないことはよくあります。それぞれの家に出口を設けるには、公共桝の新設を申請するか、敷地内で排水をまとめる方法をとるかを決めなければなりません。分けた土地を別々の方が所有する場合、他人の敷地を通る配管は後々のトラブルにつながりがちです。将来の売買まで考えて、できるだけ各区画で完結する形にしておくのが無難でしょう。
古い家の排水が流れにくい
築40年を超えるような住宅では、陶器やコンクリートの排水管が使われていることが多く、地盤の動きでつなぎ目がずれていたり、木の根が入り込んでいたりすることがあります。高圧洗浄で一時的に流れがよくなっても、すぐに詰まりを繰り返すなら、配管の作り直しを考える時期かもしれません。申請から工事完了までの流れ
江戸川区での下水道承認工事は、おおむね次のような流れで進みます。・現地調査で既存の配管、桝、公共桝の位置と深さを確認
・排水設備の計画を立て、図面を作成
・工事着手の7日前までに、東京都下水道局へ計画を届け出る
・道路を掘る必要があれば、道路管理者に許可を申請
・排水管と桝を施工
・完了の届出を行い、屋外部分の検査を受ける
公共桝を新しく設けたり、位置を変えたりする場合には、下水道事務所への別の申請が必要です。建物の配置が変わる建て替えでは、ここが論点になりやすいので早めに確認しておきます。
期間の目安は、現地調査から届出まで2週間から1ヶ月程度、施工そのものは数日から1週間程度です。ただ、道路の掘削許可が必要な場合は、さらに日数がかかります。
費用相場の目安
戸建て住宅の新築・建て替えでは、40万円から90万円程度がひとつの目安です。部分的な配管の交換であれば、10万円から30万円程度で済むこともあります。ただし江戸川区の場合、次のような事情で費用が上がることがあります。
・逆流を防ぐ弁やポンプなど、低地向けの設備を追加する
・軟らかい地盤に合わせて、管の下の基礎をしっかりつくる
・地下水位が高く、掘った穴に水が出て排水の手間がかかる
・公共桝の新設や移動が必要になる
見積もりを比べるときは、図面の作成や申請の代行が含まれているか、舗装の復旧範囲はどこまでか、といった内訳を確認してください。金額の安さだけで選ぶと、後から追加費用が出てくることもあります。
ここで紹介した金額は一般的な目安で、実際の費用は現地の状況によって変わります。正確な金額は、現地調査のうえでの見積もりで判断しましょう。
よくある質問
Q. 逆流防止の弁は必ず付けなければいけない?
すべての家に必須というわけではありません。排水口の高さと道路の高さの関係や、建物の形によって必要性が変わります。ただ、半地下の部屋がある場合や、1階の床が低い場合は、付けておくと安心です。Q. 古い家の排水管が沈んでいるかどうかは分かる?
カメラを使った管内の調査で、たわみや逆勾配、つなぎ目のずれなどを確認できます。建て替えの前に調べておくと、既存の管を使えるかどうかの判断材料になります。Q. 雨水も下水道に流していいの?
23区の多くは汚水と雨水を同じ管で流す合流式で、区部の面積の約8割を占めています。その場合は雨水も公共桝につなぐのが基本です。ただし、分流式のエリアでは扱いが変わるため、事前の確認が欠かせません。Q. 工事中は家の水が使えなくなる?
既存の家に住みながら配管を作り替える場合、切り替えのタイミングで数時間ほど排水を止めていただくことがあります。トイレや浴室が使えない時間をできるだけ短くなるよう段取りを組みますので、生活への影響が気になる方は事前にお伝えください。まとめ
江戸川区での下水道承認工事は、手続きそのものは他の区と同じく、東京都下水道局への届出と、東京都指定排水設備工事事業者による施工が基本です。一方で、海抜ゼロメートル地帯という土地柄、大雨のときの逆流や軟らかい地盤への配慮は、他のエリア以上に大切になります。建物の設計と排水の計画を同時に進めることで、安心して長く暮らせる住まいにつながります。
ヒトナスへのご相談について
株式会社ヒトナスでは、給排水衛生設備の設計から給水管取出工事・下水道承認工事・屋内配管工事・各種届出申請まで、ワンストップで対応しております。葛飾区亀有を拠点に、東京23区内の工事を幅広く承っています。「どこに頼めばいいか分からない」「申請が複雑で不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。無料でご相談・お見積もりを承っています。
TEL: 03-6662-5540(受付: 平日10:00から18:00)
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